葬儀のプランナーと相談して決める内容

葬儀のプランナーと相談して決める内容

葬儀社に依頼をした場合には、プランナーとよばれるスタッフがさまざまな要望を聞いて、葬儀の段取りや相手先との調整などをしてくれるものです。実際にプランナーとの打ち合わせにおいて決めるべき事項はいろいろとありますが、まずは亡くなった人の意向や社会的な立場、親族関係などを考慮して、どのような規模のプランを選ぶのかを決めることが重要です。葬儀社のほうでもカタログを用意して標準的なプランを設定していますので、それをもとにして適当なプランを選び、費用の見積もりをしてもらいます。また参列者として見込まれる人数を踏まえて会場の予約や香典返しの品物を手配したり、葬儀の日取りを決めて各所に連絡をしたり、導師となる僧侶を依頼することなども、喪主本人に代わって行ってくれます。逆にわからないことがあれば何でも相談するようにすれば、不安なくスムーズに段取りをつけることができますので、いざというときの頼もしい味方といえます。

葬儀のスケジューリングも自分でプランできる

現代日本では終活というものがブームになっています。終活とはある一定の年齢、具体的には65歳や喜寿などを迎えたタイミングで自分の亡き後を想定し、準備しておくことを指すのです。最も大事なのが、身辺整理になります。遺族にとって洋服や家財道具、預金や土地家屋、写真に骨董品、ブランド品や呉服、株式などを整理するのは非常に手間暇がかかり負担になりやすいと言われるのです。そのため生きて元気なうちにこれらを処分などしたり遺言書にしたためるなどして、コンパクトに整理することが大事になります。これと同じく自分の葬儀に関してもスケジューリングする人もいつのです。最近は葬儀社で生前相談などを行っていることが多く、そこで自分の葬式の形式を選択し、その進行などもち密に計画を立てる人も少なくありません。葬儀社は霊園や墓石店とも提携しており、これらもすべて一気にプランニングすることも可能となっています。と依然事前に費用を振り込むこともできます。

著者:間瀬喜久夫

筆者プロフィール

福岡県福岡市出身。地元の斎場に勤務し、数多くの葬儀を見届ける。葬儀に関する情報をネットで発信しています。